「食の新潟」 #005 お米の新しい可能性(日本酒編)

「食の新潟」シリーズでは、みなさんにぜひお伝えしたい食の情報のあれこれをテーマ別にご紹介します。少しずつアーカイブ化していきますので、ぜひ定期的にご覧ください。



お米の可能性、そして、発酵をキーワードにしたとき、語らずにいられないのが日本酒です。


言わずもがな、お米だけではなく、日本酒についても、新潟は誰もが認める酒どころ。本当にそうだろうかと思った方、これもデータで確認してみましょう。


まず、酒蔵数。

新潟県酒造組合に加盟の酒蔵数は88で全国第1位(令和3年2月時点)。

日本酒造組合中央会の調査によれば、新潟県の国内出荷量は全国第3位とありますが、その中で注目したいのが、高級酒とされる吟醸酒(含む純米吟醸酒)の出荷量。新潟県は全国の約2割の圧倒的シェアを占め全国第1位。


そして、成人1人あたりの清酒販売(消費)数量。

これも国税庁の「酒のしおり(令和2年3月)」によれば、新潟県の成人1人あたりの清酒販売(消費)数量は10.5Lで全国第1位。


お米同様、全国トップクラスのデータが多くあることからも、新潟が世界に誇る酒どころだということは、間違いないでしょう。


また、もうひとつ特徴的なのは、県内にまんべんなく酒蔵があるところです。


都道府県によっては、酒蔵の規模が大きくても、酒蔵の所在地が特定のエリアに固まっていたりすることもありますが、新潟の場合、大小の酒蔵が県内のいたるところに存在しています。


諸説ありますが、これは、県内一帯が米どころで、そのお米の流通拠点が広範囲にわたって多数存在しており、お米が貯蔵される場所で酒蔵が発展したことも、その要因として考えられるところです。


大事なのは、その結果、全県的に新潟県人の身近なところに酒蔵があり、地元のお酒を「おらが酒」として愛飲する習慣ができたこと。


だからこそ、新潟が日本一の酒蔵数を誇っているのでしょう。


ちなみに、日本酒を製造するときに発生する酒粕も、地域の食文化には欠かせません。


ここでぜひ紹介したいのが、その酒粕に新しい価値をもたらした酒粕発酵食品「さかすけ」です。


さかすけは、高品質な新潟清酒から製造される栄養・機能性成分たっぷりの酒粕を、独自の乳酸菌、特殊な製法技術を用いる事で、栄養・機能性成分を増強した乳酸発酵酒粕のことです。


酒粕の付加価値を高めて有効活用することを目的に、新潟県酒造組合と新潟県醸造試験場が協力し、生み出しました。


正直、酒粕自体は、好き嫌いの好みがかなり分かれるもので、香りや食感、アルコール分などを気にする方もいるかもしれません。でも、さかすけは、ひと味違います。


さかすけには、アルコールがほとんど含まれていないので、アルコールが苦手な方や子どもが食べても大丈夫。そして、塩分もゼロ。さらには、酒粕の栄養価と乳酸菌のパワーを一度に摂ることができるので、健康に気を使う人にとってもうれしい食材なのです


さかすけの味わいや物性を活用することで、お菓子などにも用途の幅が広がり、老若男女が楽しめる商品も多く発売されています。


お米がこれほどまでに多様な価値をもち、可能性の拓けた農産物であることを、「食の新潟」の魅力のひとつとして、ぜひ叫びたい!


そんな想いを届けるために、ここまではお米に焦点を当てたマガジンを掲載しました。


次回からは、また少し視点を変えて、「食の新潟」の魅力をお届けします。

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〔資料〕

「さかすけ」については、新潟県酒造組合ホームページをご参照ください。


〔本件に関するお問い合わせ〕

 新潟県農林水産部食品・流通課販売戦略班(025-280-5963)

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